血液専門医取得を目指す皆さんへ
現在初期研修医の皆さん、これから医学部を卒業する皆さんが、将来血液専門医となるには、まず内科専門医の取得が必要です。
2年間の初期研修が終了しましたら、原則として本学の内科専門医研修プログラム管理委員会に所属し、本学の研修プログラムに沿って、3年間本学または本学の連携施設で内科全般の研修を行っていただきます。本学の内科専門医研修プログラムには、内科全般にわたり偏りなく研修できる内科基本コースと、希望するサブスペシャルティー領域を見据えて研修するサブスペシャルティー重点コースがありますが、後者を選択した場合、3年間の研修のうち合計1年間を本学または連携施設で血液内科の専門研修が可能です(オーバーラップ研修、つまり1年間早く血液専門医受験資格が得られます)。また研修期間内に血液病学と関連する臨床系大学院への進学も可能です。内科専門医研修プログラムが終了しましたら、内科専門医試験の受験のための準備(病歴要約の提出など)を進めるとともに、日本血液学会が規定する血液専門医取得のためのプログラムに沿って、本格的な血液内科研修が始まります。
血液内科学講座への入局は、原則として内科専門医研修を始める前とさせていただいておりますが、血液内科医を志すかどうかを迷っている場合は、研修期間内にいつでも入局は可能です。なお新内科専門医制度以前の研修システムで研修された方で、血液専門医を目指す場合は、本学のホームページをご参照下さい。